« 朝日新聞に掲載されました | トップページ | 医科器械史研究賞受賞続報 »

医科器械史研究賞受賞報告

一般財団法人 日本医科器械資料保存協会(理事長 酒井シズ先生)が実施する「平成25年度 第22回 医科器械史研究賞」を受賞し、2014年6月13日(金曜日)に新潟市の朱鷺メッセで開催されました第89回日本医療機器学会にて表彰されましたのでご報告致します。

Img_1732_r
    第89回 日本医療機器学会大会 学術集会会場にて

032__r

私は1990年に、日本国内で現在、年間約10万症例が実施されている胃瘻(いろう)の安全性を飛躍的に向上させる「鮒田式胃壁固定具」を独自に開発。その後、同製品は東証1部上場医療機器メーカーであるクリエートメディック株式会社より市販化され、胃瘻手術の41.1%にあたる年間約41,000症例に使用されるに至りました。

今回、受賞したのは「鮒田式胃壁固定具の開発 ― 胃瘻の歴史から見た鮒田式胃壁固定具の意義 ―」という研究課題で、公益社団法人 三重県医師会(会長 青木重孝先生)の推薦をいただき応募したものです。

Img_1667_r

Img_1672_r

    日本医療機器学会 安原洋理事長より賞状贈呈

一方、日本医科器械資料保存協会は歴史的意義を有する医科器械を収集し、これを医科器械の開発・改良の研究資料として保存し、医科器械に関する科学技術の進歩に貢献することを目的として、日本医療機器学会が昭和59年に設立された財団で、同協会の目的を達成するための事業のひとつとして医科器械史の研究に優れた業績をあげた研究者に「医科器械史研究賞」の贈呈を平成4年からスタートしたもので、今回、受賞した研究課題が同協会の目的に合致した優れた業績として認められたものです。

医療機器の研究・開発には医療機器メーカーや大学病院だけでなく、実際に患者さまに接している現場の医師も積極的に参加すべきと考えております。確かに医師個人が医療機器の研究・開発を行うことはハードルが高い面もありますが不可能ではありません。今回の受賞が医師個人による医療機器の研究・開発活動に関して少しでも多くの方々に興味をもっていただく機会としたいと考えております。

Img_2130_r

この度の受賞に関しまして、改めてご尽力を戴きました青木会長をはじめ関係者の皆様に心より感謝申し上げます。今後も三重県松阪市の地域医療の現場から、世界に向けて、より安全な医療を実現する医療機器の開発を推進してまいります。

【参考】 財団法人日本医科器械資料保存協会の活動

Img_r_3

Img_0001_r

« 朝日新聞に掲載されました | トップページ | 医科器械史研究賞受賞続報 »